神戸大学にシミュレーションデータの立体可視化装置「π-CAVE (パイ・ケイブ)」を導入
2011.07.12
神戸大学にシミュレーションデータの立体可視化装置、「π-CAVE (パイ・ケイブ)」を導入しました。
本システムは、神戸大学が最先端研究を推進するために、神戸ポートアイランドに建設した「統合研究拠点」内に導入され、本年6月30日より本格的な運用が開始されました。
神戸大学 統合研究拠点では、計算科学、新エネルギー、新薬開発、宇宙開発などの8つの「フラッグシップ・プロジェクト」が実施されます。
本システムを利用することにより、例えば、タンパク質の分子構造解析や、宇宙船の推進装置であるイオンジェットのイオン噴出シミュレーションなど、複雑なデータを直感的に理解することができるようになり、各研究のより一層の促進が図られることとなります。
また同拠点は、本年6月20日に世界第一位を獲得した次世代スーパーコンピューター「京」と隣接しており、京で計算したシミュレーションデータの可視化にも利用される予定です。
本システムは、正面、左右側面、床面で構成されるスクリーン空間に対し、クリスティの最新立体プロジェクター「Mirage WU12K-M」を6式使用した、日本で最も大きく、明るいバーチャルリアリティ装置です。
スクリーンの大きさは、幅が7.8m、高さ・奥行きが3.0mと、従来のCAVE装置の2倍以上の大きさを実現し、そのスクリーンに対して、最大輝度10500ルーメンを持つ、Mirage WU12K-Mにて、高精細で明るい立体映像を投影します。
また、スクリーンに表示される立体映像を描画するために、NVIDIA社の高速グラフィックス装置「QuadroPlex D2 2200」が3台接続され、さらに192GBの大容量メモリが搭載された、HP社の高性能ワークステーション「Z800」を採用しました。
この高速グラフィックス装置3式と、192GBメモリ搭載の高速ワークステーションの組合せ事例は世界初*となります。
*2011年7月1日現在。弊社調べ。

